【やっぱりセローだわ。。】ヤマハセローの魅力

ドリーム井上


走る場所を選ばない

なにかが静かに佇んでるんですよ、ちょこんと。タンクの側面に描かれた控え目なデザインはカモシカなんだそうで…… これだけでセローのことだとわかったそこのあなた、なかなかの通ですね。

あ、どうも、オフ車大好きオッサン、ドリーム井上です。
今回はですね、ヤマハセローの魅力とその秘めたポテンシャルを紹介しますよ。

ピーキーかつパワフルでアヴァンギャルドなマシンもいいけど、こういうオーソドックスなマシンのレポートも。

セローがその真価を発揮するのは、林道トレッキングやツーリングといったステージだな。
軽くて取り回しはいいわ、コンパクトだわ、足着きはいいわ、燃費はいいわで、いいことずくめ。素晴らしいじゃないか。

ここまで書いて、おとなしめのライディングレポートかと思いきや、セローでのレース参戦記です。
走る場所を選ばないのもセローのすごいところなんですよ!

プラザ阪下で 2 時間エンデューロ!

プラザ坂下の風景
さあ、河内長野市のプラザ阪下で 2 時間エンデューロに参戦だ。

関西人でオフローダーなら知らない人はいないと言っても過言ではないプラザ阪下。
2 輪はもちろんのこと 4 輪のダートラ競技なんかも開催される広大なオフロードエリアです。

その広さから、レースの主催者ごとにコースのラインどりを変えてくるというバラエティの豊富さもここの売りでしょうか。
他府県から来場する人も多いようで、ライダーもマシンも多種多様だから、見て楽しい走って楽しいと盛りだくさん。

そこへ今回僕らが持ち込むマシンがセロー。後輩の江川クンが「僕のセローでレース出ようよ」と声をかけてきたので、エントリーの運びとなったわけです。

まずはコースを流す!

マシン準備の時間が取れないまま当日をむかえたので、セローはドノーマルの状態。

とりあえずカッティングシートでゼッケンナンバーを貼りつけて、保安部品とスタンドを取り外しただけで出場することになりました。
スタート前にコースを流してみたけど、「うーん……」スピードはそんなに出ないな。

となると、相対的によそのチームのマシンがやたら速い。
上りなんか、うちの倍くらいのスピードが出てんじゃないの? これは厳しい戦いを強いられそうだな。

交代した江川クンの走る姿を見ていると、それは完全に場違いで、ツーリング中のバイクが紛れ込んできたようにしか見えない。邪魔にならないように走るしかないかなとか考えながら、ピットでスタート前の最終チェックをしたですよ。

いよいよレーススタート!

出展:https://ameblo.jp/front-line/entry-11500824094.html
先に走ることになった僕が、スタートラインでセローにまたがって周りを見渡していると、125cc 以下のマシンが何台かいることに気がついた。

全く階級違いの戦いというわけではないようで。
よし、本気組とはガチで張り合おうとせず、同格のマシンと競うことにしよう。もはや趣旨がよくわからなくなってきたけど、楽しんでなんぼのポジティブ思考で走ります。

いよいよスタートとなり、周りのマシンのエンジン音にかき消されながらも、我がセローもアクセル全開でスタート!
まずは、プラザ阪下名物 200m オーバーロングストレートヒルクライムアタックぅ! 要するに長い上り坂です。

ごぼう抜き

ここで早速ごぼう抜きです。本気組が僕をごぼう抜きにします。
プラザ阪下は結構走ってますが、こんなに抜かれたのは初めてです。ハイパワーマシンの跳ねる砂とか小石が痛いぜ。
しかし、そんなことではめげません。

実はこのセロー、プラザ阪下のような距離のあるテクニカルコースを走る上での最大の長所を兼ね備えているんですよ。
軽くて取り回しのいいコンパクトな車体と、コーナー含めコース全域において全開にできるマイルドなエンジン特性は、集中力の持続・疲労の軽減といった、エンデューロレースにおける戦闘力にも直結するんです。

だからして、下り坂も長く続くプラザ阪下で、セローはスピードを殺さずとも下っていくことができる。

ナイスなサスペンションのフィーリング

セローのフロントサスペンション
もうひとつ感動したのが、前後サスペンションのフィーリング。セローのサスペンションストロークって 20cm くらいしかないと思うんだけど、なかなか底付きせず、しなやかさがハンパない。

これ、なんだったらジャンプとかしない限り、エンデューロレーサーとかよりいいんじゃないの? 疲れが少ないから、あっという間に前半を走り切ってライダー交代です。

江川クンに交代!その走りは…!!

交代した江川クンの走りは、スタート前とはうってかわって、乗りなれた感のあるライディングが頼もしい。

下りはほかのマシンと比べても遜色ない走りをしてる。
いいよいいよー。

そして、コース奥の起伏に見え隠れするセローのその動きはしなやかで、竹林を静かに駆けぬける。
なるほど、セローか……

無事完走

無事完走してレース終了。

順位もそこそこに走り切れたんだけど、いろいろ新しい発見がありましたね。
上級ライダーでなくともマシンを存分に扱いきることができるからめちゃくちゃ面白い。

カタログ数値では推し量ることのできない良さがいっぱい詰まってるわ。

誘ってくれた江川クンに感謝。そしてセローにも感謝です。今度はツーリングに行って、大自然で放牧してあげようかな。

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