エジプト最新事情 エジプトの治安を考察

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エジプトについて

エジプトと言えば、ピラミッドやスフィンクス、ミイラ、ナイル川などなど、少し考えただけでたくさんの観光地が浮かびます。どれも一度は訪れてみたい場所ですね。ただそれと同じくらい”危険”という印象も真っ先に浮かぶ方も少なくないかもしれません。
記憶に新しいのが2013年1月と2015年1月に起きた日本人人質殺害事件。日本のメディアでも報道され注目を集めました。この時期は各旅行会社のツアーが中止になったりもしました。これらの治安情勢は2011年に起きた”エジプト革命”が発端にあります。現在では少し落ち着きを取り戻してきまして、外務省の海外安全情報でも”渡航禁止”は解除され、レベル2の「不要不急の渡航は止めてください。」の段階まで下がりました。

実際のエジプト 2018年2月

ここまではネットで調べれば出てくる情報ばかりでしたが、ここから私が実際に2018年2月に訪れたエジプトの状況をお伝えします。

結果からお伝えすると身の危険を感じる事は1度もありませんでした!

出発1ヶ月前に外務省の海外安全情報をチェックしたところ、この時点でレベル2の「不要不急の渡航は止めてください。」でした。もっと詳しく言うと、”場所によってレベル2”でした。カイロや主な観光地を除いた場所はレベル3の「渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」でした。ちなみに最大でレベル4の「避難してください。渡航は止めてください。(避難勧告)」となります。4段階中の2番目とは言え、「不要不急な渡航は止めてください。」と言われているので少し心配にはなりましたが、旅行会社はツアー募集を出しているという事はある程度安全だろうと個人的に判断しました。
出発直前になると周りの人からやたらと気を付けてねと言われるので一体どんな国なのかと不安は煽られるばかりでした。ただ、実際に行ってみて思ったのは、普通の観光地でした。もちろんピラミッドやスフィンクスは圧巻でしたが、治安については他のイタリアやアメリカと変わらない観光地と変わりません。イタリアでもスリに警戒するようにエジプトでも海外だからと少し気を張る程度です。
またピラミッドやスフィンクス、サハラ砂漠などの観光地は日本人の他に中国人やアメリカ人、イタリア人など各国のツアー団体で溢れていました。日本ではエジプト行きの飛行機は日曜日の発着便のみですので、観光客が同じ場所に集中してしまうのだと思います。個人客の姿はあまり見られなかったです。
私はサハラ砂漠でラクダに乗るのが夢でしたが、ツアーガイドさんに止められてしまいました。と言うのも、ラクダに乗るのに20ドルと声かけをしつつラクダに乗って写真を撮ったら、降りるのに100ドルとぼったくられてしまうらしいです。正直お金を支払えば乗れるのであれば私はラクダに乗りたかったです。笑 しかしアメリカでも路上でパフォーマンスをしている人を勝手に写真を撮るとお金を請求されるのと一緒で、エジプトだから特別危ないわけではないです。
逆にこちらが写真を一緒に撮ってほしいと声をかけられることが多く、最初はその意図が分からず勝手に怪しいと疑って断っていましたが、現地のガイドさんに聞いたところただ珍しいだけなのでは?との事だったのでそれからは断らずに一緒に写真を撮りました。そうするときりがないくらい周りの人たちも便乗してくるので、さすがに途中で断ってしまいましたが、エジプトへの怖いイメージは払しょくできました。

ツアーポリス

ツアーポリスとは、旅行ツアーに同行してくれる現地の警察官のことです。個人ではなくツアーで参加するとツアーポリスがついているので安心です。言い換えるとポリスがついてくるくらい危険な国とも言えるかもしれません。が、前にも述べた通り私は1週間の旅行で身の危険を感じることが1度もありませんでした。

私はツアーで旅行を申し込みました。ちなみに参加したツアーは『ナイル川クルーズで巡る感動のエジプト8日間』です。クルーズ船で移動しながら観光地付近の港に到着したら下船しバスで観光スポットまで連れていってもらうような流れです。この場合だとツアーポリスはバス移動はもちろん、降りてからの観光にも一緒に歩いてついてきてくれますし、クルーズ船にも一緒に乗船します。クルーズ船で寝泊まりするのでここまでいてくれると心強いです。

エジプト通貨

エジプトの通貨単位は”エジプトポンド”で、1エジプトポンド=約8円(2018年2月)でした。
ただ、街中やお土産屋さんはエジプトポンドより”アメリカドル$”の方が主流でした。露店の人たちはみな「ワンダラ~ワンダラ~(1$)」とお土産品を片手に声をかけてきます。お土産はだいたい1ドルでした。
ご飯屋さんでもほとんどアメリカドルが使えます。むしろお会計はアメリカドルで伝えてきます。
ただし、エジプトポンドが必須な場所があります。それは遺跡巡りです。エジプト旅行の醍醐味はピラミッドやミイラや遺跡を実際に見て写真におさめることだと思いますが、これらの入場料はエジプトポンドでないと支払えません。また、だいたいが写真撮影は自由ですが、遺跡の中の壁画は一部写真撮影有料となります。この支払もエジプトポンドでないと受け付けられません。カメラ1台につきいくらという計算になり、お金を支払った方だけが撮影可能チケットのようなものを入場券の他にもらいます。その他の人は入口でカメラをしまうように言われます。けっこう厳しいです。中には入口ではしまったが、入場してからカメラを取り出し、勝手に撮影をしてしまう人もいましたが、見回りをしている方が随所にいますのでかなり厳しめにチェックされます。私もバシャバシャ写真を撮っていたら何度もチケットを見せるよう言われましたが、もちろんきっちりお金を支払って撮っていたのでチケットも持っていましたしすぐに「オーケー」と言われました。しかし、ここチケットを持っておらず勝手に撮影をしている事がバレた時が大変です。注意だけでは終わらず携帯でもカメラでも撮ったデータをその場で消すよう言われます。消すまで離してくれません。お金を払って撮影している側からすると、ここまできっちり管理してくれていた方が払ったかいはあります。
その他に入国時のビザも35$、アメリカドルで支払いました。

まとめ

エジプトはまだ100%安全とは言い切れないのでツアー旅行をオススメします。観光スポットもかなり広い範囲に広がっているのでホテルに拠点を固定してしまうよりはクルーズ船のような移動泊が主流となります。

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