コンチキツアーで巡るウルル <魅惑のオーストラリア周遊バスツアー>

Kawamoto


導入

みなさんはコンチキツアーをご存知ですか。
コンチキツアーとは18歳から35歳までの世界中の仲間が集まり一緒に世界中を旅するツアーのことです。目的地はヨーロッパやアメリカ、アフリカなどさまざまで大学時代からずっとこのツアーに参加したかったもののなかなか踏み出せなかったのですが、思い切って社会人になり参加してみることにしました。
55カ国を訪問した中であえて選択したのはオーストラリア。どうしても訪れてみたかったエアーズロックの地、ウルルを自分の目で見てみたかったからです。

バスツアーのはじまり

コンチキツアーは現地集合現地解散です。このツアーは7日間で費用は約8万円でした。コンチキツアーに参加する前に、シドニーやメルボルンを旅したのち、集合場所であるアリススプリングスまで移動しました。
客室乗務員という職業柄さまざまな飛行機に乗るのが楽しみでワクワクしていましたが、オーストラリアの時差は30分単位であるためきちんと飛行機にのれるまではドキドキしていました。
無事アリススプリングスに到着し、仲間と合流です。20人ほどの仲間は半数がオーストラリア人、その他アメリカ人、カナダ人、イギリス人、レバノン人、ルクセンブルク人でした。アジア人は私一人で少し不安でしたが同時にワクワクした気持ちでいっぱいでした。バスに乗り込みさまざまなアクセントの英語が飛び交い緊張でいっぱいでしたが、皆フレンドリーで緊張も少しずつ和らげることができました。

アリススプリングスを巡る

アリススプリングスにて最初に訪れたアリススプリングスデザートパークでは、大きな蛇を首に巻いたりトンビのショーをみたり、ダチョウの卵を持ってみたりユニークな体験がたくさんできました。
特にアリススプリングスの砂漠がきちんと再現されていて、他のオーストラリア各地とは違った環境や生活様式についても学ぶ機会になりました。
その後余韻をのこしつつ、ウエスト・マクドネル国立公園の入り口にある峡谷であるシンプソンズギャップまでバスで移動です。
ロー川によって6000万年かかって渓谷は作られたのですが、その大きさには本当に驚きました。
こんな渓谷をみたのはもちろん生まれてはじめてです。岩と岩の間を歩くウォーキングコースで最高の景色を満喫しました。

アボリジニカルチャーセンター

その後私達が向かったのは、アボリジニカルチャーセンターです。
ここではアボリジニの独特の文化に触れることができます。中でも印象的なのが砂漠で生き延びるためにたんぱく質たっぷりの芋虫を食しているということでした。
センターの方が芋虫を食べてみないかと促したところカナダ人の仲間が名乗り出て挑戦していたことに、目を背けるような衝撃を味わいつつも尊敬する気持ちも芽生えました。
それ以外にも、細かい斑点で描くアボリジナルアートの美しさや、神聖な儀式に用いられるボディペインティング、吹奏楽器ディジェリドゥなど、アボリジニならではの文化について触れることができとてもおすすめのスポットです。

ナイトキャンプ

その後バスをウルルに向かって走らせます。
エアーズロックが見えバス内はおおはしゃぎです。まだまだエアーズロックには遠いのですがバスを途中で止まらせウルル付近のキャンプ場に到着すると各自寝袋を持って思い思いの場所に一晩を明かす準備を始めます。
ウルル付近といえどエアーズロックは見えませんが大草原の中で寝袋で寝るとなるとウキウキしてしまいました。
食事をすませ、各国の仲間とキャンプファイヤーをしました。ネイティブの英語を聞きながらキャンプファイヤーをかこんでゲームをした時はお酒を楽しく飲みつつもリスニングに必死になりながら、こうやってさまざまな国の仲間と楽しんでいることをとても嬉しく思いました。
たくさん笑って話して寝袋で寝ようとすると空一面に星空が広がっていました。あのようなきれいな夜空を見たのははじめてで、純粋に感動しました。

早朝のエアーズロック

そのまま、夜空の下で寝て5時に起床し、エアーズロックにさらに近づきます。まだ辺りは真っ暗でこのような状態でウルルを見ることができるのか不安なままウルル・カタジュタ国立公園に向かいました。
到着して、うっすらエアーズロックが見えて仲間とはしゃいだのは今でも忘れられません。
時間が経つにつれエアーズロックは違った顔を見せていました。国立公園は道が思ったより急斜であったり、細い橋があったり仲間と協力しながら歩き進めました。

昼間のエアーズロック

地球のへそと呼ばれるエアーズロックの周りを今度は昼間に歩きました。
外周約9.4km、 高さ 約348mもある巨大一枚岩を目の当たりにすると圧巻であるとともに、立っているだけでウルルを含めた地域一帯が神に守られているような気がします。

クライマックスのエアーズロック

なんといっても私が一番感動して忘れられないのは、セスナで上空からエアーズロックをみたことです。
フライトは約20分間なのですがパイロットを含め4人乗りの機内で防音のヘッドホンを装着します。
私は機長の隣の席に座りましたが、地上からのエアーズロックとはまったく違う一面を見せることにも感動しました。
自分自身が感じていたのとは比にならないくらい壮大なウルルや周りに広がるアウトバックの広大さを眺めてみると自分のちっぽけさを感じるとともに、何事もまずは行動してみることが新しい世界を見たり心から感動できることに繋がることを学びました。
この後アリススプリングスまで戻り現地解散で7日間ではありましたが、コンチキツアーでたまたま巡り合った仲間とウルルを見れただけでなく慣れない環境に一人で飛び込めた経験はかけがえのないものになりました。

まとめ

エアーズロックは時間帯によってまったく違った顔をもっています。
アボリジニにとって神聖な場所であることから2019年には登頂することはできなくなってしまいます。
しかし、エアーズロックは少し離れた場所からみても上空からでも、間近でも違った表情をみせてくれ、どこからでも言葉に言い表せない感動を与えてくれます。
エアーズロックは地球のへそと言われるだけあって本当に力強く、私たちにパワーを与えてくれました。
コンチキツアーに参加してこの感動を国境を越えてさまざまな国籍の仲間と味合うことができたことに感謝し、これからも新しい世界に果敢に飛び込んでいくことを大切にしたいと感じました。

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