ラクダに乗ってサハラ砂漠を旅する <モロッコから入るサハラ砂漠ラグジュアリーキャンプツアー>

Yuki


「死ぬまでに絶対行きたい」サハラ砂漠のラグジュアリーキャンプツアー>

誰もが一度は耳にしたことがあるであろう、「サハラ砂漠」。サハラ砂漠は、言うまでもない、世界一の大きさを誇る砂漠だ。その大きさはなんとアフリカ大陸の1/3で、アメリカ合衆国とほぼ同じである。

自分の名前が「サハラ(苗字)」である私は、死ぬまでに絶対行きたいと昔から夢に見ていた場所だった。そして、この春その念願の夢がかない、モロッコへ旅した際にサハラ砂漠のツアーに参加した。

サハラ砂漠に行くには

先ほども記述した通り、サハラ砂漠はアフリカ大陸の1/3を占めているので様々な国にまたがって位置している。非常に広いが、一般的に観光客がツアーとして訪れるのは、モロッコから入る行き方だ。サハラ砂漠に行くには日本から・もしくは現地でツアーに参加する必要がある。日本からのツアーはかなり金額が高いので私たちは現地でツアーに申し込んだ。

モロッコ南東部に位置する、アルジェリアとの国境からほど近いメルズーガ村に入ると、もう目の前にサハラ砂漠が広がっている。サハラ砂漠に到着すると、先住民族「ベルベル人」によって迎えられ、砂漠でも走ることが可能な大きなタイヤのついた車に乗り換え砂漠へとどんどん進んでいく。

ラクダに乗ってキャンプ地まで

もう見渡す限り砂漠しか見えなくなったら、車を降りてラクダに乗車する。ラクダツアー開始は、夕暮れ前の時間だった。というのも、真っ昼間になると気温が50度を超えるほどなので現地のベルベル人でも昼間に砂漠にはいないそうだ。
逆に、夜は氷点下になるときもあるので寒暖差は非常に激しいので服装には気を付けたい。

初めて乗るラクダは、乗り心地がいいものではないが、ゆっくりゆっくり進んでいくのでサハラの美しい景色を見ながらいろんなことを考えるいい時間になった。また、サラサラの砂の上を一生懸命進んでいくラクダは非常にかわいらしく、砂に足がとられてしまうときには、みんな「がんばれ!」と声をかけていた。ガイドのベルベル人は、観光客の持参したカメラでいろんな角度から写真を撮影してくれるいわばカメラマン役。せっかくここまで来たのであれば、沢山写真を撮ってもらおう。

また、サハラ砂漠での必須アイテムは「ストール」だ。自宅から持っていくのもいいが、メルズーガまでの間に街に寄ることがあるのであれば、現地で買うのがおすすめ。というのも、色んな柄や色のものが安価で販売してあるし、それを持ってツアーに参加するとベルベル人のガイドたちがベルベル風の巻き方を教えてくれる。そこで、私もあらかじめフェズの市場でストールを1枚買っておいた。雰囲気が出るだけではなく、砂嵐がひどいので目や顔を覆うのには必須アイテムだ。
また、スマートフォンやカメラなども細かい砂で故障してしまうので、ビニール袋に入れておくほうが良いだろう。

キャンプ地に到着

そして、ラクダに乗って1時間ほどでキャンプ地に到着した。今回私たちが宿泊したのは「ラグジュアリーキャンプ」。というのも、キャンプ地もグレードによっては設備やサービスがかなり変わってくる。私たちが宿泊したラグジュアリーキャンプの場合は、専用シャワー・トイレ、レストラン(テントでできたもの)での食事、何とWi-Fiまで通っている!一般的なキャンプだとシャワーもないようなのでこちらにしていて正解だった。

夕食の時間になると、ラグジュアリーキャンプの予約客たちがいっせいにレストランに集まる。ベルベル人によるもてなしで、タジンなどの美味しいモロッコ料理をいただくことができた。そこで出てきたディナーは、スープ・メイン・デザートまでついたコース料理になっているのでモロッコの街で食べるよりも断然豪華な夕食になった。その後は、キャンプ内の広場のような場所でキャンプファイヤーや、ベルベル人伝統のダンスや歌などを披露してくれたり、楽器を演奏してくれたりした。

そして空を見上げると、日本では見ることができないような大量の星が光っていた。この星空をみるためにわざわざ来る人も多いようなので、写真撮影が趣味の人や星が写るカメラを持っている方は星空撮影もおすすめしたい。

サハラ砂漠で見る朝日

先ほども記述した通り、日が昇るまでの間は驚くほど気温が下がる。サハラ砂漠で朝日を見たい!と思った私たちは日の出前にキャンプから出て、歩いて小高い丘に登った。何も考えずビーチサンダルで行った私は雪のような寒さの砂に足が凍り付いた。朝日を見に行こうと思っている人は、かならず靴下と靴を履いていくことをおすすめする。

丘についてしばらくすると、太陽がのぼってくる。見渡す限りすべて砂漠の異空間で見る日の出は想像以上に美しく、感動した。そして、太陽が昇れば昇るほど、砂漠の砂も反射して輝くので砂漠全体がキラキラ輝いてみることができた。綺麗な朝日をカメラに沢山おさめている人もいたが、ただただぼーっと見ていると終わってしまった。

サハラ砂漠ツアーに参加して

サハラ砂漠に行く前は食事やお風呂やトイレなど心配事は沢山あった。だが思った以上にサービスは充実していたのでむしろモロッコの街中よりも便利だった。サハラ砂漠に行ったみたいものの、衛生面などに不安がある人が是非「ラグジュアリーキャンプ」への宿泊がおすすめだ。また、モロッコはサハラ砂漠以外にも街中が青の街「シャウエン」や、旧市街の「フェズ」、「カサブランカ」など見どころ満載。また、バブーシュや、アルガンオイルなどの日本では高価なお土産も安い価格で手に入る。

費用や時間はかかってしまうが、一生忘れない旅になること間違いなしの、モロッコ・サハラ砂漠に行ってみてはいかがだろうか?
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